加藤のコラム第185号
すき焼きかしゃぶしゃぶか
先日、夕食がすき焼きでした。加藤家のすき焼きは豚肉で、白菜ではなくキャベツが基本です。死んだ親父が牛肉嫌いだったのとボクが白菜苦手だから(白菜の葉っぱはOKですが芯の白いところは口内感覚として厳しい)、必然的にそうなったのです。
ちなみにしゃぶしゃぶは大晦日に食べるものというのが加藤家家訓のひとつ。親父が生きているときは豚肉と牛肉の両方ありましたが(大晦日の贅沢で)、親父が死んでからはしゃぶしゃぶに関しては牛肉のみになりました。したがって、家で牛肉を食べるのは大晦日のみと言っても間違いではございません。
でね、すき焼きを食べているときに、世の中はすき焼き派としゃぶしゃぶ派のどっちが多いのだろうとふと思ったのです。ふと思ったことは調べてみないと気になるたちなので調べました。ネット時代はこういうときに便利です。だけど、調査結果はバラバラでした。そりゃそうですよね、好みは人それぞれだし、年代や性別によっても違うかもしれないし。
ちなみに加藤は、すき焼きでもしゃぶしゃぶでもテンションは上がります。酒飲みたくなりますから。というわけで、この調査結果はどうでもいいなと割り切ったわけですけれど、すき焼きとしゃぶしゃぶにはそれぞれの「あるある」があると思っているので、それを勝手に書きたいと思います。
まずはすき焼きあるある。たまごをつけて食べるけれど、途中からほぼたまごがなくなってしまい割りしたの味が強くなる。でも、たまごをもう一個割るのはなんか贅沢だなと思ってしまって割りした味のすき焼きを食べ続けてのどが渇く。
続いてしゃぶしゃぶあるある。肉を泳がせるときに、ついつい最初は「しゃぶ~しゃぶ~」と口に出してしまう。でも、「しゃぶ~しゃぶ~」のターンだけでおいしく食べられるような高級肉は用意できないので「しゃぶ~しゃぶ~、またしゃぶ~しゃぶ~、もう一回しゃぶ~しゃぶ~」としつこく言う。でも2回目からはめんどうになり何も言わずに肉を泳がせてしまう。
いかがでしょうか。あるあると思っているのはボクだけ?
自閉症者地域生活支援センターなないろ 加藤 潔