» 生活介護のチーム支援~新千歳空港外出編自閉症者地域生活支援センター なないろ

なないろの取り組み

なないろ生活介護の成田江里と申します。

 

日差しが暖かくなり、雪解けの季節となりました。なないろでは新年度へ向けて着々と準備が進んでおります。

今回は生活介護のチーム支援として昨年冬に実施した新千歳空港への外出についてご紹介いたします。

 

【チーム支援とは】

生活介護では複数のチームに分かれて特別感のある余暇に挑戦しています。2023年度は2チームで「外出」「キッチンカー」をテーマに取り組みました。

外出チームでは、秋~冬にかけてコテージ外泊、水族館外出、新千歳空港外出を行っています。マスクの着用やこまめな手指消毒を行い、万全の感染対策で臨んでいます。

 

【新千歳空港外出では】

利用者様3名、職員3名で車に乗って新札幌駅へ行き、その後はJRを利用して新千歳空港へ向かいました。

道中は午睡されたり、車窓から見える風景を熱心に眺めていたりと皆様思い思いの過ごし方をされています。

空港到着後、ラーメン道場で昼食を食べて飛行場を鑑賞したり、スタンプラリーにチャレンジしたりしています。最後はお土産を買って、新千歳空港を後にしています。新札幌駅到着後はどんぐりのイートインでおやつを食べてなないろへ戻りました。

今回の外出では支援の一環としてPECSを活用できる利用者様に昼食のメニューや過ごし方を選択していただいています。ラーメンがお好きとのことで、迷いなくラーメンを選ばれていました。昼食後は展望スペースから飛行機を鑑賞しています。

 

 

スタンプラリーにも参加し、空港内を隅々まで巡っています。全てのスタンプを集めるのは大変でしたが、良い運動になりました。スタンプを探して通りかかったロイズのチョコレートワールドは装飾が凝っていて遠目で眺めたり、触って質感を確かめたりと楽しまれていました。

今回は利用者様3名での外出となりましたが、今後も特性に配慮しながら利用者様全体に特別な余暇を提供できるよう取り組んでまいります。

最後に新千歳空港駅で撮影した集合写真です。吉井さんが海外の観光客の方に英語で撮影を依頼しました。