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加藤のコラム

加藤のコラム第95号

車検が通りました

 

かつて、「この車じゃ、車検通りませんよ」と言われた過去がある加藤です。その車は20万キロ以上走っていましたが、車の下回りが修復不可能なくらいボロボロだったようで、工場の人に下回りを見せられて、コンコンと説明を受けた記憶があります(この話は、2021年12月1日に発信している「車を替えました←加藤のコラム第9号」をお読みください)。

 

今のオンボロ軽自動車に乗り換えて2回目の車検でしたが、「車検通らないかもしれない恐怖」を抱えつつ、車検をお願いしました。結論から言うと、車検は通りました。下回りはけっこうサビが出ているようで、長く乗るなら手入れしないとだめですよと言われましたが、下回り以外にもサビが多々出ている車ですし、車に関しては手入れする熱意がほぼほぼない男なので、次の車検が通るのかどうか、雲行きは実に怪しい感じです。

 

車検制度は日本以外でもあるようです。「アメリカには車検制度はない」という話もありますが、全米統一で決められているわけではなく、あくまでも各州によって決められているそうです。ニューヨーク州やテキサス州では毎年の車検が必要不可欠とのこと。

そこで思い出したのが刑事コロンボ。何それ?と思う若い方も多々おられるでしょうが、古畑任三郎のモデルにもなった、アメリカの刑事ドラマです。コロンボ刑事はロサンゼルス警察に勤めていますが、乗っている車が超オンボロ。加藤の車の数百倍オンボロ。ロサンゼルスはカリフォルニア州ですが、調べたところ、カリフォルニア州では新車登録した車両はその後3年間は検査を受ける必要がありませんが、初回の3年が過ぎたあとは2年ごとに検査を受けるのだそうです。でも、検査の内容はざっくりみたいで、排気ガスに含まれている有毒ガスが規定値以内になっているかどうかが合否の判断基準であり、オンボロでも排気ガスがちゃんとしていればOKらしい。

したがって、コロンボ刑事はカリフォルニア州在住だから、超オンボロでもあの車に乗っていられたわけですな。警察官なので、車検も通らないような車に乗っていてはいけませんからね。

 

さて、ルパン三世が乗っていた車は多々ありますけれど、イタリアのアルファロメオという車に乗り込んだときにハンドルがこわれるシーンがありまして(著作権侵害していたら本当にごめんなさい)、その車は車検通っていたのでしょうか。だいたいあの人はふだんどこにお住まいなのだろう?

 

 

話がそれましたが、オンボロ車が愛おしい加藤なのですけれど、オンボロ過ぎると車検が通らない日本に住んでいるため、あと2年後の車検がどうなったか、このコラムが続いていたら報告させていただきます。

 

自閉症者地域生活支援センターなないろ  加藤 潔