S職さん
エルダーメンター制度を体験されてよかったことはなんですか?
なないろではエルダーメンターという名前ではなく「バディ」と呼んでいます。良かったことは新人ならではの様々な悩みを相談できることです。入職したばかりは緊張していてなかなか自分から悩みを言いにくいと思うのですが、話し合いの機会を設けて下さったときに「困ったことはないですか?」とか「よく眠れていますか?」とか「休みの日は何をしていますか?」等の何気ないことを質問して下さるのでとても答えやすかったです。私の時は1つ年上の先輩職員がバディを組んでくださっていたので、かなり砕けたような感じで悩み相談をすることが出来ました!
ちなみに私が1年目で1番困っていたのは通勤の車の運転でした。ほぼ運転歴がない状態で毎日運転をしなければならなかったので、いつも緊張した状態で通勤していました(笑)
そのため休みの日は疲れがたまってずっと寝ているような生活をしていました…。こんな何でもない事でもお話を聞いてくださっていました。ありがとうございます。
バディとの話し合いの機会は1年で4、5回程設けて下さいました。それ以外でも困ったことがあればいつでも悩みを聞いてもらっていました。(笑)
話し合いの時に答えたことはバディの方が議事録を取ってくださり、そのままリーダーやサブリーダーに共有するような形になっています。そのためリーダーやサブリーダーも協力して悩みの解決に持って行って下さることもあります!結構心強いですよ!
バディ制度のそのほかに、なないろでは生活介護の職員を2つのグループに分けた班活動を行っており、その班活動でも支援に関する困った事は相談できるのですが、新人の頃はそういった場で発言する事はとても勇気がいると思います。しかし、1年目の私にはバディと言う、とっても強い味方がいたので、現場に入っていて支援で困った事でも、その他にも悩みがあれば聞いて頂いていました。
福祉を選んだ理由を教えてください
大学で中学校と高校の音楽の教員免許を取るために勉強していたのですが、教職必須科目にあった特別支援教育論を学んでいった時に、自分は普通学級の先生じゃなくて特別支援の先生の方が向いているんじゃないかな、と思うようになりました。しかし、私が通っていた大学では特別支援教諭の免許は取れなかったため、学校外で似たような仕事が出来ないかと調べていきました。その結果福祉の仕事を見つけ、はるにれの里を受けさせていただきました。
なぜ特別支援の方が向いていると思ったかというと、いくつか理由があるのですが1つ目は1クラス30人程度で一気に授業をして、1学年3クラスあったとしたら90人が同じレベルの物を習得できるようにすることを考えるよりも、1人1人と向き合ってそれぞれのレベルで好きな事、出来ることを伸ばしていく事を考える方が楽しそうだなと思ったからです。2つ目は自閉症ってなんだ、発達障害・知的障害ってなんなんだということをもっと知りたくなったからです。大学では教職必須科目のほかに児童心理学、臨床心理学、障がい児教育等の授業を取って少しだけ勉強していました。発達障害・知的障害を学んでいくうちにこれって結構身近な人にいたなと思い、当時不思議だなと思っていた行動の理由が分かっていくにつれて興味がわいていきました。そして、勉強するだけではなく実際に当事者の方々と関わってみたい!と思うようになりました。この2つの理由が普通級より特別支援の方が向いていると思った理由です。
なぜ福祉の仕事を選んだかの話に戻ります。「学校外で似たような仕事」という事で最初は学齢期の支援、いわゆる放課後等デイサービスやそれより年齢の低い幼児期の支援をする児童発達支援センターなどで働きたいなと思っていました。はるにれには、さんりんしゃという児童発達支援の事業所があるのでそこで働ければな、と思い受けさせていただきました。しかし今はなないろの生活介護で30~50代の強度行動障害および自閉症の方の支援をするお仕事をしています。中々ハードで大変なお仕事ではあるのですが、毎日利用者さんと関わっている時に笑顔になれるような、ふふっとした瞬間が絶対にあるので楽しくお仕事をさせていただいています。
