採用情報

ふれあいきのこ村 石井 健

後輩ができたことの感想と、エルダーメンターとしてこの一年の目標はなんですか?

社会人として初めて年下の後輩で、その上自分がエルダーということで責任を感じています。ですが、教える過程で改めて再確認が出来たり、不便な部分を認識して改善出来たりして、単に育てるというよりも自分自身の成長に繋がっているなと感じています。どう伝えれば受け入れやすく負担が少ないのか、日々頭を悩ませていますがそこが大変でもあり面白くもあります。エルダーは新人にとっても先輩にとっても良い制度だと思います。

一年の目標は、自分がいなくなっても後輩が困らないようにすることです。もし一年後に自分が異動になったら、という想定のもとで日々の業務を教えていこうと考えています。


きのこの生産活動で嬉しいと感じたことはなんですか?

無難ですが、きのこ村のしいたけの良い評判を聞いた時が嬉しいです。日常業務の中ではお客様の声を直接耳にする機会はほとんどありませんが、だからこそたまに頂くお褒めの言葉に癒されます。

また、きのこ村に来るまではそもそも椎茸なんて気にしたことがなかったので、椎茸のおいしさを知る事が出来たのが一番うれしいです。


どうして、はるにれの里に就職しようと決めたのですか?

残念ながら、自閉症者の支援がしたい!という熱い思いで決めたわけではありません。大学も法学部で、福祉の勉強はおろかボランティア等も一切やったことがありませんでした。そんな私がはるにれの里を選んだのは、「たまたま」または「縁」としか言えないと思います。

きっかけとしては、就職セミナーでたまたま立ち寄った法人のブースでお話しを聞いて、なんとなく良さそうだなーと感じたので説明会に参加してみました。その際、見学した事業所の雰囲気が、いわゆる一般的にイメージされるような「障がい者施設」とは違って明るく柔らかな雰囲気で、職員も優しい方ばかりで、ここなら自分でもやっていけそうかな、という安直な考えで決めた覚えがあります。そんなテキトーな私も、尊敬できる上長と良き先輩同輩に恵まれ、わけがわからなかった椎茸作業にも一定の習熟を得て、あまり深く考えていなかった「障がい」というものについても一定の理解を得て、今年で無事に三年目を迎えることが出来ました。

障がいという「社会での生きづらさ」を抱える方々への支援はなかなか一筋縄ではいかない仕事ではありますが、それは自分にとって単なる仕事ではなく、「人間」として大きく成長していける経験だと日々感じています。初めから福祉を志して入ったわけではありませんが、たまたま出会ったこの「縁」を大切に、自分の人生の糧にしていきたいと思っています。


生産者おすすめのしいたけレシピを教えてください

アヒージョという、オリーブオイルとニンニクで煮込むスペイン料理があるのですが、市販されているアヒージョの素を買って椎茸を炒めるととても美味しいです。

あとは、天ぷらは蕎麦屋さんなどでよく見かけますが、フライにしても意外と美味しいです。



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